業界辞書

各業界のマクロ要因・収益構造・バリューチェーン・ライフサイクルを、企業分析に接続する形で整理

使い方:分析対象企業が①どの業界に属し、どのマクロ要因の影響を受けるか、②収益構造(プロフィットプール)・バリューチェーンのどの位置・ライフサイクルのどの局面かを把握するための辞書です。各ページは戦略コンサル/IBアナリストの視点で9つの切り口(収益構造/KSF/需要分解/経済性・サイクル/競争構造・価格決定力/バリューマイグレーション/規制/財務シグネチャー&必須KPI/バリュエーション)に整理し、各項目に「企業分析での使い方」を付しています。末尾のニュース欄は毎週月曜朝に自動更新されます。
電機・精密
価値は川上の寡占工程(装置・先端ファウンドリ・高シェア部品)に集中。資本集約・高循環。
自動車・輸送機
薄利の規模産業。価値は電動化(電池・半導体・ソフト)へ移動中。
情報通信・IT
価値はクラウド基盤と継続課金SaaSに集中。受託SIは薄利。
医薬品
価値は特許に守られた新薬に集中。特許切れ(パテントクリフ)が最大リスク。
化学・素材
汎用(市況・薄利)と機能性(高マージン)の二極構造。
機械
設備投資循環の資本財。価値はアフター(保守・部品)の継続収益に集中。
銀行・金融
BSが商品のレバレッジ産業。P/B×ROEで評価。金利正常化が追い風。
小売
薄利・高回転。価値は調達規模・PB・物流効率・顧客データ。
食品
ディフェンシブ・低成長。価格転嫁力が利益率を分ける。
商社
仲介は薄利。価値は事業投資・経営参画へ移行したポートフォリオ経営。
不動産・建設
金利・景気感応の高循環・高レバレッジ。価値はストック型と用地企画。
エネルギー・資源
規制・市況のインフラ産業。脱炭素(GX)の構造転換下。